京都府の京北で祖父の代から林業を営む四辻木材の四辻誠悟(ヨツツジ セイゴ)と申します。
現在、四辻木材が取り扱わせていただいている木も、古くは江戸時代から受け継がれてきた山の宝です。
その山の宝である木を、私たちは一本一本計って評価します。持ち主である山主さんに利益を還元させ、地元の方たちに少しでも喜んでもらたい。四辻木材が日々心がけていることです。
長い年月をかけて育った木は、伐採して地元の市場まで送り届けます。
伐採したあとには苗木を植え山を次世代へ残すために、木材を循環させることが私たちの役割です。
祖父や父がこれまで先祖から受け継いできたことを私もしっかり行い、私たちの子や孫の世代まで繫げます。
その為には、共に働く人たちと「一貫した姿勢で真剣に仕事に取り組む」ことが唯一の手段だと考えています。
現在、日本の林業人口はわずか48,000人程で、平均年齢は50歳を超え、65歳以上の就業者が30%を超えています。実際に四辻木材でも、30代の私が一番の若手です。
私が家業である林業に就いたのは25歳の時で10数年が経ちますが、それまでは別の業種で働いていました。当時の私は正直なところ街への憧れが強く、家業に携わることに迷いがありました。
これまで失敗をしたり、怪我をしたりいろいろありますが、中でも一番印象に残っていることは、この仕事を始めた頃、雨の日に近くの谷でずぶ濡れになって木を伐っている際、自然や山の大きさを目の当たりにし、それまで葛藤のあった気持ちがスッキリし純粋に目先の仕事に集中ができた時です。しっかりやっていこうと、気持ちを強く持ちました。
仕事ともう一つ、私がここ京北で生きる上で、大切にしていることがあります。
私には「京都・京北に住む人を増やし、若さや勢いのある町にしていく」夢があります。
現在、3つの地域活動に参加し、微力ながら地域のお手伝いをさせてもらい、夢の実現を目指しています。
京北の林業や木材業を多くの人に知ってもらいたい!京都の木をもっと使ってもらいたい!という思いからはじまった、「京都京北森の収穫祭」の実行委員として広報を担当させてもらっています。
京北商工会青年部で、婚活、カブトムシドームなどで行われるイベント事業に参加し活動をしています。
婚活で出会った方が京北で住んでくれたら嬉しいですし、まずはイベントで遊びに来て京北を楽しんでほしいです。普段市街地で生活している方は京北の自然と触れ合い、訪れただけでホっとするのではないでしょうか。
消防団の活動は、いざという時の為に、地域との関わりを強く持つ必要があります。自分たちの地域は自分たちでまもる気持ちです。
このような活動を通じて地元の方々と力を合わせ、京都・京北を若さある町に盛り上げていきます。
また京北地区は京都市の北部に位置し、車で40分ほどで市街地へアクセスが可能な町です。日本海側へも1時間程で行ける大自然なので、子育てをするには最高の場所です。ぜひ一度来てください。
京都の京北で根を張る四辻木材をどうぞよろしくお願いいたします。
四辻木材 四辻誠悟
四辻木材 四辻 誠悟
祖父の代から京都で林業を営んでいます。
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