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2022.06.11

未来のキコリをスカウト!?京都京北小中学校の授業に参加させてもらいました。

こんにちは、キコリのよつつじせいごです。

6月になり、2022年も半分が過ぎましたね。現在、私たちは隣の美山町で木の搬出作業をしています。

地元の小学校6年生の授業にキコリが参加

先日、息子と娘が通う地元の小学校「京都市立京都京北小中学校」で、6年生の授業に参加させていただきました。

事前に生徒さんから質問をいただいていた内容はこのような内容でした。

  • ・京北の林業はいつからあるのですか?
  • ・昔と今の林業では何がちがうのですか?
  • ・昔はどうやって木を運んでいたんですか?
  • ・京北の山の面積は昔より増えているのですか?

など、林業に関するとてもうれしい質問攻めを受けてきました。笑

各質問の内容については、改めて別の記事でまとめていきたいと思います。

今回は、生徒さんと話していて印象に残ったことだけを先に書いておきます。

生徒さんたちが使う言葉を用いると、すごく共感してくれた

私が気をつけなければいけない事は、「専門用語」を使う事。

これはどんな業種の方と話しても同じことですが、その業界だけで通る専門用語で使っていては、人に伝わりません。ましてや生徒さんに届くわけがありません。

「架線集材は、“スキー場のリフト”をつくるようなこと」

「山と山をワイヤーっていう鉄のヒモで結んで、“UFOキャッチャー”(みたいな要領)で木を出すねん。」

「集材機とは、“天空の城ラピュタの冒頭で、パズーが親方たちをエレベーター”で引き上げるアレやで」

「親方、やってみる!」のあの場面、個人的に好きなシーンです

「それ知ってる!」「へえ〜!」となった生徒さんたちの顔は、ものすごく好奇心がいっぱいで、大人を元気にしてくれる力を感じました。

できるだけわかりやすく。どうすれば、あなたにうまく伝えられるか考えされられました。本当にありがとう。

ほんまに小さなカケラでいい。あなたの記憶に残って欲しい。

自分の仕事を紹介することはこんなにも楽しい事なんですね。

相変わらず人前で話すと興奮と緊張をしてしまう私ですが、人に伝える立場として伺うに準備が必要です。改めて調べ事もするので、私自身が勉強になりました。

林業以外の職種でも、地元のおっちゃんやおばちゃんたちがどんなお仕事をされているのか知るきっかけがあると良いです。

地元の仕事紹介の授業があると、普段の授業とは違って刺激にもなり、生徒さんたちも楽しいでしょうね。

そして10年後に進路を決める際に、

いろいろ勉強してきたけれど、やっぱ地元の京北でキコリとして生きていくのもありやな。」と、思ってくれる子たちがいれば最高です。

私たちは未来のキコリたちのためにも、“地元の山を次の世代につなぐ仕事”をしていきます。

京都市立京都京北小中学校の先生方、生徒の皆さん、素晴らしい機会をいただき本当にありがとうございました。

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