こんにちは、キコリのよつつじせいごです。
6月になり、2022年も半分が過ぎましたね。現在、私たちは隣の美山町で木の搬出作業をしています。
先日、息子と娘が通う地元の小学校「京都市立京都京北小中学校」で、6年生の授業に参加させていただきました。
地元の小学校6年生の授業に参加、林業についての質問に答えてきました。
地元の人を授業に呼ぶって子どもたちも刺激あっておもしろいやろうね。
他の職種の方も授業しはったら先生や子どもも進路の選択肢広がるんではないかな。 pic.twitter.com/YFjDU5iTEF
— 四辻誠悟 株式会社 四辻 林業 キコリ (@4224jp) June 1, 2022
事前に生徒さんから質問をいただいていた内容はこのような内容でした。
など、林業に関するとてもうれしい質問攻めを受けてきました。笑
各質問の内容については、改めて別の記事でまとめていきたいと思います。
今回は、生徒さんと話していて印象に残ったことだけを先に書いておきます。
私が気をつけなければいけない事は、「専門用語」を使う事。
これはどんな業種の方と話しても同じことですが、その業界だけで通る専門用語で使っていては、人に伝わりません。ましてや生徒さんに届くわけがありません。
「架線集材は、“スキー場のリフト”をつくるようなこと」
「山と山をワイヤーっていう鉄のヒモで結んで、“UFOキャッチャー”(みたいな要領)で木を出すねん。」
「集材機とは、“天空の城ラピュタの冒頭で、パズーが親方たちをエレベーター”で引き上げるアレやで」
「それ知ってる!」「へえ〜!」となった生徒さんたちの顔は、ものすごく好奇心がいっぱいで、大人を元気にしてくれる力を感じました。
子どもが「へえ〜!!」「知ってる!」ってなった好奇心の顔は、大人を元気にするチカラがありますね。@KJ_keihoku pic.twitter.com/IF2jwU9bjH
— 四辻誠悟 株式会社 四辻 林業 キコリ (@4224jp) June 3, 2022
できるだけわかりやすく。どうすれば、あなたにうまく伝えられるか考えされられました。本当にありがとう。
自分の仕事を紹介することはこんなにも楽しい事なんですね。
相変わらず人前で話すと興奮と緊張をしてしまう私ですが、人に伝える立場として伺うに準備が必要です。改めて調べ事もするので、私自身が勉強になりました。
午後から小学校6年生の授業に参加して、子どもらの質問に答える予定ですが、たった今、気張って詰め込み中です。ディベート的なことが好きな子がいたらどうしようと心配です。子どもに爪痕残してきます。 pic.twitter.com/FERBSmM8gz
— 四辻誠悟 株式会社 四辻 林業 キコリ (@4224jp) June 1, 2022
林業以外の職種でも、地元のおっちゃんやおばちゃんたちがどんなお仕事をされているのか知るきっかけがあると良いです。
地元の仕事紹介の授業があると、普段の授業とは違って刺激にもなり、生徒さんたちも楽しいでしょうね。
そして10年後に進路を決める際に、
「いろいろ勉強してきたけれど、やっぱ地元の京北でキコリとして生きていくのもありやな。」と、思ってくれる子たちがいれば最高です。
私たちは未来のキコリたちのためにも、“地元の山を次の世代につなぐ仕事”をしていきます。
京都市立京都京北小中学校の先生方、生徒の皆さん、素晴らしい機会をいただき本当にありがとうございました。