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2026.07.27

木は何歳で伐る?スギは60年・ヒノキは70年育てる理由を現役木こりが解説

こんにちは。

京都・京北で森林ガイドをしていると、「木は何歳で伐るの?」「なぜまた植えるの?」など、海外から日本へ来られたインバウンドの皆さんから、たくさんの質問をいただきます。

このブログでは、森林ガイドで実際にいただいた質問をもとに、現場の木こりだからこそ伝えられる山の話をご紹介しています。

森林ガイドを始めたきっかけや、実際のガイドの様子は、こちらの記事でご紹介しています。

京都・京北で森林ガイドをはじめました。木こりだから伝えられる山の話
こんにちは。 2005年に林業を始めて、今年で21年になります。 私はこれまで京都・京北の山に入り、木を伐り、植え、育てる仕事を続けてきました。 そんな私が最近、普段の林業とは少し違う、新しい仕事に挑戦させていただいてい […]

今回の質問はこちらです。

Q. 木は何歳で伐るの?

私たちキコリが伐る木は、主に針葉樹であるスギとヒノキです。

A. スギは約60年以上、ヒノキは約70年以上育ててから伐採します。

もちろん、山や生育環境によって違いはありますが、私たちの現場では、このくらいの樹齢が一つの目安になります。

スギは約60年以上育ててから伐ります

スギについて1歳のスギ、チクチクの葉が特徴的です

1歳のスギ チクチクの葉が特徴的です

スギは約60年以上育つと、木材として利用できる大きさになります。

京都市右京区京北や南丹市美山町では、体感ですが60歳以上のスギは、直径24cm以上に成長しています。

60歳以上のスギは直径24cm以上に成長

スギ

こちらは木材市場で流通しているスギです。

樹齢は約80年。

長さ4m、直径40〜46cmほどまで成長しています。

立派なスギ林

立派なスギ林

長い年月をかけて育った木が、ようやく木材として使われます。

ヒノキは約70年以上育ててから伐ります

3歳のヒノキ写真

3歳のヒノキ 葉っぱがスギと全然ちがうでしょ?

ヒノキはスギより少し成長がゆっくりで、約70年以上が伐採の目安になります。

京都市右京区京北や南丹市美山町では、体感ですが直径26cm以上になります。

樹齢は約75年のヒノキ

ヒノキ

こちらは木材市場で流通するサイズのヒノキです。

樹齢は約75年。

長さ4〜5m、直径約40cmまで育っています。

立派なヒノキ林写真

立派なヒノキ林

ここまで育つには、本当に長い年月が必要です。

今日伐っている木は、60〜70年前に誰かが植えてくれた木です

森林ガイドでこの話をすると、
「そんなに長い時間をかけて育てるんですか?」と、多くの方が驚かれます。

そうなんです。

私たちが今日伐っている木は、60〜70年前に誰かが植えてくれた木です。
そして、今私たちが植えている苗木を使うのは、おそらく60〜70年後の人たちです。

林業は、自分たちのためだけの仕事ではありません。
次の世代へ森をつないでいく仕事でもあるのです。

森林ガイドで実際にいただいた質問に、木こりの視点でお答えします!

森林ガイドでは、このような素朴な疑問をきっかけに、山や林業についてお話ししています。
実際に森を歩くと、写真や文章だけでは伝わらない発見がたくさんあります。

山に興味がある方、京都を訪れる方、林業について知りたい方はもちろん、インバウンド向けの森林ガイドや企業研修、教育旅行などをご検討されている皆さまにも、参考になれば嬉しいです。

京都・京北の森林ガイドに興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

次回も、森林ガイドで実際にいただいた質問に、現場の木こりの視点でお答えします。

「森林ガイド」の事例はこちら

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