こんばんは。四辻木材です。
すっかり冬ですね!京北は紅葉が散ってしまい、みぞれ(雪混じりの雨)が降ってます。天候が悪く山へ入れない時は、俗にいう『飛び込み営業』へ行ってます。
それは、山の木を売ってもらうためです。
私たちは山を持っておられる山主さんから木を買わせてもらい、搬出して市場で売っています。もちろん自社で持っている山の木も出しますが、自社の山だけではすぐに木が無くなり、まだ発育途中の山が多いため、山主さんの木を買わせてもらい搬出しています。
日中の田舎の集落の家々には、おじいさんおばあさん夫婦がおられること多いのですが、インターホンを押した瞬間、『ああ、押してしまった〜っ!』と後悔するし、インターホンがない家では『ごめんくださ〜〜〜い⤴』の声が大きく裏返ってしまいます。
そういう時はいつも『死にはせえへん』と思うようにしています。大抵の恥ずかしいことで『死ぬ』ことはない。なんぼ気まずいことになっても、命は取られへん当たって砕けろと思うて、もう1回ピンポーンです。
でも、この緊張感がいいんです。ドキドキがいいんです。
はじめて飛び込み営業で伺うお家は、昔、女の子に告白した時と同じくらい緊張しています。
運よくご在宅の場合、はじめは『誰や!?』と険しい表情で怪しまれることがほとんど。
まずは自己紹介をして話し始める。なんぼ知識やデータを勉強して行っても、人生の先輩の前では、付け焼き刃ははげ易く、テクニックみたいなもんは何にも関係ありません。ただただ未来のお客さまと向き合うのみです。
私の話を聞いて、
『おお〜そうか〜ふんふん』と言うてくれはったら嬉しい。
よ〜知ったはりますねえ〜
『せやろ〜?』と、会話のキャッチボールができてニコッとしてくれはったら、なお嬉しい。
飛び込み営業とはいえ、せっかくご自宅にお邪魔させてもらうので、やっぱり『お会いできた方のテンションをちょっとでも上げたい。』んです。
以前に山をお持ちの方とこのような会話をしました。
《※↓この最善策については、こちらに書きました。》
これは一例ですが、このようなやり取りがあった上で、お客さまの『うろ覚えやモヤモヤ』を解消することができたことがほんま嬉しいですし、飛び込み営業って大切やとごっつ痛感します。
山はそのままにしておくと悪くなる一方です。はっきりとした山の状況を資料にまとめておくと、近い将来に山を管理され“引き継がれる方”のお役に立ちます。
管理をしていく上で必要なことが見えてきます。山の木を売っていただく以前に、こういったお手伝いをさせてもらいますので、山のことなら、なんでも四辻木材にご相談ください。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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