こんにちは!四辻木材のよつつじせいごです。
いよいよ紅葉シーズン突入ですね、秋が深まってきました。
今回は、「木」と「マグロ」は似ていると言うお話です。
木とマグロ?何の話・・・??ですよね。
目次
先日こんなツイートをしました
木をマグロに例えると
先端 =ネギトロ用
枝の中 =赤身
3ばん =中トロ〜赤身
2ばん =中トロ
元木 =大トロ大トロと中トロが良いと
マグロの価値が上がる
木も同じです。 pic.twitter.com/upRuI2yNw0— よつつじせいごは京都駅から50Km北の町でキコリしています。 (@4224jp) November 6, 2020
こういうことが言いたかったのです。
根本から4メートルが木の大トロの部分になります。
板や柱になり、肌がキレイな建築用の材料がとれます。
2番玉と3番玉は木の中トロ
建築用の材料と、ベニヤ板になる部分になります。
枝の中、葉っぱが生えてる先端部分は赤身、ネギトロ
細かく砕かれて利用されます。
紙の材料や火力発電の燃料になります。
漁業の場合、罠にかかったマグロを船まで寄せてきて電気ショックして、あごから針さして引き揚げますが、そのときお腹には刺さない。商品の良い部分を痛めないためですね。
これ林業でも同じです。
木も根本の元木は、中身を痛めないように、丁寧に女性と接するかのように優しく搬出してきます。
双方、自然からの恩恵で生きています。
もう1つ共通しているのは、
気を抜けば、命が獲られる状況にいること。
獲るときは、野生になる
野生にならなければ、命はとられます。
食物連鎖の中にいるから、真剣=野生になります。
自然の中にいるということは、
人間が少数派で、動物や植物の方が多数派という状態です。
野生になるということは、
子どもの時、外で飛び下りたり、走り回ったりした感覚に頼ることです。
きっと、あなたがお寿司を食べて「めっちゃおいしい!」言うてるところを漁師さんが見たら、すごいテンションあがらはるやろうし、
私も山から出した木が、京都市内のお寺で使われ、参拝へ訪れた方々に喜んでいただけるとすごく嬉しいです。
「人が喜んでくれはるだけで、自分の仕事が好きになる。」
これはどんなお商売でも同じですよね。
商品やサービスに、お客さまが『ありがとう』を言うてくれはったら、仕事の疲れが吹っ飛びます。
明日も『ありがとう』をいただけるように、仲間たちと山で安全にがんばっていきます。