こんばんは!
夏ですね!冷たい飲み物はすぐに私のお腹を壊してきます。仕事中は常温の水、昼はホットの茶を飲んでいます。おっさんになってきた。
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先日、『リバーサイドシネマさん×ソバカフェさらざん』のコラボイベントで『しあわせの経済学』という映画の上映会に参加してきました。
海外ドキュメンタリー映画で内容を簡単に言うと、
『グローバリズム経済』から、『ローカリズム経済』へ今こそ戻そう。大企業が世界中の賃金が安い国の人や物を買い叩き、効率を求めて健康にも悪い低価格品を量産化の負のスパイラルで格差を生む『グローバリズム経済』から、地元の人が作って、地元の人が消費する地産地消経済に戻していきませんか?もう地球は限界です。世界中の富裕層、中間層、貧困層の人たちの事実に基づいたインタビューが連続で流れる。
という内容の映画でした。
映画終了後、みなさんの前で、映画の感想や、京都の山の話や、自社の仕事のこと、自分のことを少しお話させていただく時間をいただきました。プレゼンっていうやつです。
結果だけを言うと、うまく伝わっているかは、わかりませんが、思っていることは話せました。
人前で話していて『ああ、俺はこんなん思ってるんや』と、改めて気がついたことが2つあったので、ここに書いておきます。
すごく当たり前のことかもしれませんが、
都会の若者も、ビルの中で働く人も、人は潜在的に木が好きである。
私の偏見かもしれないが、鉄の中で暮らしたい、コンクリートに囲まれて暮らしたいという方はいないんじゃないか?
この日、出会った人と話すと、みなさん木に興味あって、できれば木に囲まれて暮らしたい、国産の木が生産される原点が知りたいという方が多かったです。
本当は安い海外の木ではなく、地元の出所わかる安全な木の中で、生活したいと心の中では、みんな思ってくれてることに気がつきました。
SNSのおかげで日本は一億総お隣さん現象。世界ではスマートフォンを持っている人は35億人、Facebookを利用している人は20億人と言われています。
嫌でも多くの方とお隣さん状態になるんやったら、たくさんのお隣さんと切磋琢磨して、成長していきたいです。
ホームページやSNSに「これまで11年間山で1学んだこと、意見や考えをどれだけ載せていけるか?」が大事になるし、それを読んでくれた人との会話が大切だと思いました。
このイベントを通して、結局は人と出会って直接話す重要性に気がつけました。
プレゼン終了後、グループに分かれて歓談しながら、みなさんからいただいた林業について質問に答えました。
このようなことを聞かれること多かったです。
『山の木を切った後、植えているんですか?』
『林業てどういう仕組みで利益を得るんですか?』
『林業ないと日本どうなるの?』
『木っていくらするの?』
↓こちらの記事で答えていますので、もしよろしければこちらもご覧下さい。
「林業がなくなったらどうなるの?」みなさまからの10個のご質問にお答えします!
そのあとの雑談では、木が日に日に安くなっていくこと、先日のEPA交渉合意で木の関税撤廃の方向に決定〜ますます欧州から輸入材台頭で国産材、国内林業ははますます厳しくなるかも知れないことや、政策については補助金をもらわないと循環していけない理由等、お客さんの率直な疑問に、現状そのままの暗い方向で答えてしまっていた。受け売りをしてしまっている自分。
初対面の皆さんと話していて、『ああ自分はこんなん思ってるんや』『なんでこんなこと言うてるんや』て気づけたことが大きいです。ちょっと変われたと思います。
気がつけば、私の話を皆さん真剣に聞いてくださり、嬉しくて興奮状態になっていました。
もっと話して頭の中を更新していかんと、知らんことだらけやな思いました。
悩んでなんかしよう。なんかいい仕組みを。
橋本さん>
素晴らしい場所と時間、貴重な経験をさせていただきました。ほんまに行ってよかったです!!ありがとうございました。
オヤジさん>
映画見れてよかった!!どっかで覚えてるので仕事で話に使うと思います、グローバリズムからローカリズムへ。ありがとうございました。
いざわさん>
話していただきありがとうございました。10月に会えるのを楽しみにしています。
そして土曜日に出会えた皆さま、話してくださりありがとうございました!このWebサイトやSNSをうまく使って、いろんなところでお話がしたいです。また会えるのを楽しみにしています!
これからもどうぞよろしくお願いします。