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2023.11.07

「え!持っていても税金(固定資産税)がかからない山があるって本当?」そんな質問にお答えします!

「え!持っていても税金がかからない山があるって本当?」そんな質問にお答えします!

こんにちは!キコリのよつつじせいごです。

今回は「キコリへの一問一答」です。

ご質問の内容はこちら!

税金のかからない山があるって聞いたんだけど、本当にあるの?

キコリの答えは「はい、所有していても、税金(固定資産税)の支払い義務が免除される山があります。

(※山林は、宅地と比較して安いですが、固定資産税の支払い義務が発生します。)

『絶対、その山の方がええやん!そっちに変えよう!』と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください!一度だけ私の説明を聞いてください。

山は大きく分けて「山林」と「保安林」の2種類があります。

まずはカンタンに土地の種類(地目)の話から入っていきましょう。

山は大きく分けて「山林」「保安林」の2種類があります。

① 山林とは?

「山林=税金のかかる」山林のことです。

少なくとも数十本の針葉樹、広葉樹の木が立っていて、視覚的にも山林と言える土地で、「普通山林」とも言います。

② 保安林とは?

「保安林=税金のかからない」山林のことです。

目的が、自然環境の保全、土砂崩れや洪水の防止、また水源地域として保護されるべき山林のことです。

京都の山奥

保安林には大きく2つの義務が発生します。

1)伐採するには、行政各機関に申請し、都道府県知事に許可をいただく必要あります。

  • 京都市⇨京都林務事務所
  • 南丹市、船井郡、亀岡市⇨南丹広域振興局

※申請は、弊社で代行可能です。

2)伐採後は、普通山林よりも本数多く植える義務があります。

  • 普通山林の植林⇨2,000本/ha
  • 保安林の植林⇨3,000本/ha

植林する義務がある

こういった縛りが厳しく、所有しているからと言っても自由に使用はできないので、固定資産税が免除されるのです。

ちなみに「うちの山、普通山林から保安林にしてよ!」という要求は通りません。

決めるのはあくまでも国、行政機関、国土の安全を考えるプロの方々が指定された山林です。

※ただし立木、山林として売買に関しては、普通山林と同じく可能です。

保安林も含めて、実家の資産を整理したいけど、何からすればいいの?

固定資産税評価証明書だけでは、載ってない「保安林」があるかもしれません。

最寄りの市町村役所で「名寄せ台帳」を発行してもらうと、資産の把握〜整理まで可能です。相続する・売買するなど今後の判断材料になります。

行政への申請等は、弊社で代行させていただきますので、お困りの場合はご相談ください。

ご相談は無料です!お気軽にお問い合わせください。

弊社の対応が可能なエリアは、京都市全域、南丹市(美山町、園部町、八木町、日吉町)、船井郡(京丹波町、和知町、瑞穂町)とさせていただきます。

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