こんにちは、キコリのよつつじせいごです。
こちらの記事で補助金の出所は税金ということをお伝えしました。
今回は造林を行うための「補助金」を申請するための書類について詳しく説明いたします。
山主さんの負担なしで木を植えるには、以下の3つの書類が必要です。
このページでは、「❷伐採届」ってなに?というご質問にお答えさせていただきます。
結論、「伐採届とは、ウチの山の木を伐りますと、各市町村(林務担当窓口)にお知らせする書類」のことです。
改めて「伐採届とは、ウチの山の木を伐りますと、各市町村(林務担当窓口)にお知らせする書類」のことです。
一言で「森林法(出典:e-Govポータル)」で決まっています!と言ってしてしまうと簡単ですが、これだと納得がいきません。
業界歴20年の見解で、わかりやすく説明させていただきます。
理由が2つあります。
あなたが所有されている山林は代々受け継がれてきたもので、地面も木もあなたのものですが、それ以前に、山=国土です。
あなたの所有されている山から湧き出た水は川になり、地域ごとに浄水場に吸い上げられ、不純物、雑菌を取り除いてきれいな水道水となり、街で住む皆さんの家庭へと届けられます。
あなたの山林が生んだ資源が、地域の皆さんの生活に必要なのです。
「皆に利益がある=公益性がある」その公益性とは、そう、水源です!
山林を所有している=日本のきれいな水つくっていると言っても過言ではありません。
これは山を所有しているご先祖様〜あなたのお家のおかげですし、周りの方々にも胸張って自慢できることなのです。
日本の国土の約70%が森林で、京都府においては山林の90%が私有地です。
日本の森林は国が集めたお金を「予算」という名前で地域に配り、各市町村が管理計画を立てて運営しています。
なので、自分の所有山林が私有地だからと報告をせず、好き勝手に伐採や開発してしまうと、国、市町村で適切な管理ができず、地震や台風などでダメージ受けると荒廃してしまいます。
鉄砲水、土砂災害などがその例で、川を伝って都市部で氾濫する可能性が、山林を見ると肌感覚で分かります。
つまるところ、伐採届とは、河川流域の住民の皆様の安全を守るための大切な届出なのです。
弊社が代行して市町村の(林務担当窓口)に提出させていただきます。
私たちが代行するステップは以下の通りです。
以上で完了です。
山主さんには身分証明書の写しを市町村の担当者にご送付をお願いしています。
補助金の申請には、「伐採届」が必要なことを覚えておいてください。
立木売買後の造林をお考えの際は、ぜひ弊社にご相談ください。
ただ、本当に負担がないのか気になる方もおられるかもしれません。
5年間は負担なしで植林させてもらっておりますが、これは国の補助金によって森林の維持管理費用が補助されるからです。しかし、行政の方針が変わったり、作業員の人手不足の影響で条件が変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
そして、補助金が終了した後は、5年ごとに委託契約を結び直す必要があります。これにより、独自に山林を維持していく約束となります。
これらを考えると、補助金を活用する場合でも、長期的にご自身の山林をどう継続していくかを検討しておくことが重要です。
木を植えて山を次の世代につないでいくことが弊社の理念です。共にご子息またはお孫さんの世代に山を繋いでいきませんか?
弊社へご依頼・ご相談いただく際は、弊社の対応が可能なエリア(範囲)がございますので、以下よりご確認ください。
●弊社の対応可能なエリア
京都市全域、南丹市(美山町、園部町、八木町、日吉町)、船井郡(京丹波町、和知町、瑞穂町)とさせていただきます。
弊社の対応が可能なエリアは、京都市全域、南丹市(美山町、園部町、八木町、日吉町)、船井郡(京丹波町、和知町、瑞穂町)とさせていただきます。
受付時間 / 8:00〜19:00(日・祝日を除く)