お問い合わせ

ブログBLOG

2019.09.23

チェンソーの購入を考えている方へ京都の木こりがアドバイス(お手入れ方法付き)

チェンソーの購入を考えている方へ京都の木こりがアドバイス(お手入れ方法付き)

こんばんは、四辻木材のよつつじせいごです。

秋ですね。京北では稲刈りシーズンです。田んぼが刈られると、あぁー寒くなるんやなぁーと少し寂しくなりますが、これから食べ物が美味しくなってくるので楽しみですね!

さて先日、滋賀県在住の友人であるアイザックさんより、このようなリクエストが届きました。

私たち木こりにとって切っても切れない相棒であるチェンソーについて、知りたいとリクエストを受けました。ありがとう!アイザックさん。林業の世界へカモン!

チェンソーと言っても使う人のこだわり、利用用途や目的に合わせてたくさんの機種があり、世界中のメーカーから発売されています。

その中から、実際に林業の現場でよく見る3つのメーカーを厳選して紹介します。

メーカーによって特徴がありますから、これから林業の世界に入ろうかなと関心のある方は参考にしてみてください。

林業の現場でよく見る3つのチェンソーメーカー

まずは、私が実際に使っているメーカーから紹介します。

1) Husqvarna(ハスクバーナ)/スウェーデン

ハスクバーナのチェンソー

このメーカーのポイントは、

・パワーが一番
⇨ 詰まっても切りきる力が強い!

・回転速い
⇨ エンジンは50ccの原付と同じ!

・短距離型
⇨ 短時間で最高回転に到達する!

ちなみに、私の相棒はこれです。ハスクバーナ346XP(約1年半使用、エンジンは50ccの原付と同じ)

ハスクバーナ346XP(約1年半使用、エンジンは50ccの原付と同じ

これを使ってる理由は、構造がとてもシンプルなので故障した場合、修理しやすいモデルなので採用しました。

ハスクバーナ346XPは構造がシンプルでお店屋さん側も修理し易いモデル

毎日使うものなので故障もあります。自分で直せない場合は、お店へ修理にださないといけないので、お店の方が直しやすいものを選ぶと良いかもしれませんね。

ハスクバーナ346XP

2) STIHL(スチール)/ドイツ

STIHL(スチール)/ドイツのチェンソー

このメーカーのポイントは、

・長距離型で伸びがある
⇨ 比較的ゆっくり最高回転に到達します。ただし最高回転はハスクバーナより速い!

STIHL(スチール)/ドイツ最高回転はハスクヴァーナより速い

・毎年作られるカレンダーが、世界中の木こりのハートに刺さっています。

⇨STHL社は林業系メーカーさんの中でも、特に広告に力が入ってます。

STHL社は林業系メーカーさんの中でも、特に広告に力が入ってます。

激しく攻めるグラビア× 林業のコラボレーションで山では地味に話題になります。

子供用の木こりグッズも充実していて面白いし、日本全国に代理店ありますよ。

STIHL-スチール公式

3) Shindaiwa(新ダイワ)/日本

Shindaiwa(シンダイワ)のチェンソー

このメーカーのポイントは、

・比較的安価 
⇨ 海外メーカーと比べてみてリーズナブル

・国産が安心!という思いにこたえてくれる
⇨ 特にベテランの木こりさんから愛されているメーカーさんです。いぶし銀の男。

新ダイワ公式

基本的なチェンソーのお手入れ方法を紹介

必要な道具は、「プラグレンチ、パーツクリーナ、ノコギリ」を用意します。

チェンソーの基本的なお手入れ方法プラグレンチ、パーツクリーナ、ノコギリ

① 木くずを掃除します

プラグレンチで固定されているナットをほどきます。

プラグレンチでナットをほどき木屑を掃除します。

パカっと蓋を外します。

プラグレンチでナットをほどき本体の蓋を外す

バーとチェインを外します。

蓋を開いたらバーとチェインを外します。

中はオイル混じりの木くずだらけです。

レンチの先や硬いものでこびりついた木屑を落としていきます。

レンチの先や硬いものでこびりついた木くずを落としていきます。

(コンプレッサがあれば、一瞬で綺麗になります。)

② エアクリーナを掃除する

エアクリーナを掃除します。

本体上部の蓋を外して、黄色い部分のパーツを外します。

黄色いカバーを外します。

黄色いパーツを外すと、パカっと2つにわかれます。

エンジンの中へ送り込む空気に、  ゴミが混ざらないようにするフィルター

これはエンジンの中へ送り込む空気に、ゴミが混ざらないようにするフィルターです。

パーツクリーナーで除去

パーツクリーナーでシューっとすると綺麗になります。

③ バーを掃除する

ノコギリで溝を掃除しましょう。

ノコギリで溝を掃除しましょう。(細いものがあればそれでOK)

④ プラグを掃除する

プラグレンチで取り外して、ティッシュでふきふき。

プラグレンチで取り外して、ティッシュでふきふき。

⑤ 燃料を抜いておく(長期間使わないとき)

燃料を抜いておく(長期間使わないとき)

蓋を開けて、燃料は抜いておきましょう。

蓋を開けて、燃料は抜いておきましょう。

Q.長期間使わない場合は、なぜ燃料を抜いておかないとダメなの?

A.混合燃料が腐って変質してしまい、エンジンに良くないためです。

⑥ チェインオイルを抜いて掃除する

チェインオイルを抜いて掃除する

チェインオイルも抜いておきましょう。

少量の混合燃料を注ぎ、チェンソーをシェイク&シェイク

蓋を開けて、ドロッと古いオイルを抜いた後、少量の混合燃料を注ぎ、チェンソーをシェイク&シェイク。

再びドロッと内部の汚れを出して中を洗っておきましょう。

木くずが詰まってオイルが送れなくなっていることが多いんです。

このゴミが故障の原因になります。

(※ただし間違っても水洗いはおやめください!!!)

ほぼ毎日使う私ですと、ここまでの手入れは週1回行っています。

一番ハードに使う伐採専門の先輩従業員さんは2日に一回行います。

チェンソーの寿命(耐用年数)ってどれくらい?

チェンソーの寿命(耐用年数)

チェンソーはどのメーカーも頑丈に作られていて、冬支度だけ使う一般の方ならそう簡単には潰れませんが、毎日山でハードに使う私達のチェインソーの寿命は約2年半〜もって3年くらいです。(弊社調べ)

価格はプロ仕様のチェンソーなので、15〜18万円くらいします。

高価に感じるかもしれませんが、私たちは1年に約200日ほど使うので、『1日あたり200〜250円払ってる』という感覚で使っています。

弊社では、チェインソーは支給して使ってもらってます。

初心者だからこそ、チェンソーの購入はご近所の専門店がオススメ!

チェンソー購入をお考えの方へ木こりからアドバイス

チェンソーは長く付き合う道具ですし、危険な道具なので、購入の際は慎重に選んでいただきたいです。

ホームセンターで手頃な安いものを買えたり、アマゾンやネットで買うこともできますが、初心者の方が購入される場合は、お近くの専門店または、森林組合の物販で購入されることを強くオススメします。

なぜなら修理や壊れて困った時はもちろん、使い方からわからないこともお店に電話すれば、プロが相談にのってくれて解決ができるからです。(それに買ったあとのアフターケアが大切です。)

店員さんも道具を大事に扱ってくださいますし、最善策を一緒に考えてくれるので検討してみてください。

京都であれば、土佐商工さんが、店員さんの対応や修理が早く、親切に教えてくださるのでオススメです。(私たちはここで機械や道具を購入しています。)

四辻誠悟

今後もこのように、林業に関することで気になることや知りたいことがあればリクエストにお応えしていきますので、ぜひこちらのお問い合わせフォームからご質問ください。お待ちしております。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

関連ページ

Related Pages

お問い合わせCONTACT