こんにちは、四辻木材のよつつじせいごです。
梅雨が押してますが、待ちに待った夏はもうすぐですよ!
突然ですが、木こりって山を登る際に、何を履いているかご存知ですか?
目次
今もあるの?と思うでしょ?
あるんです、実は私たちヘビーユーザーです。
私たちが履いているのはスパイク付きで、急斜面にもグリップして滑りにくい仕組みになっています。
これはとても優れものです。
地下足袋についてちょっと詳しく解説していきますね。
各地の森林組合の物販部、お近くのワークマン、金物屋さん、amazonにも幅広く取り扱いありますよ。
ちなみに私が履いているのはゴムピンのスパイク足袋。
地元の京北森林組合で買いました。
アスファルトの上を歩いてもカチャカチャ音がならないし、履き心地も楽です。
地下足袋と組み合わせると良いのが、
そうそう昔のファミコンの名作「くにおくんの時代劇」で、これを使うと足が速くなるめっちゃ良いアイテムだったやつですね。
地下足袋から靴下がはみ出している部分を、カバーするのに脚絆つけるのオススメです。
これはスネを守ってくれます。
14年間履き続けているからわかることをまとめてみました。
かかとの紐が取れやすい
私の足が大きいからだけかも知れませんが、これだけはほんまに厄介です。
かかとが破れて、固定ができなくなり、こうなったら交換しています。
・裸足の感覚で歩ける
家の中を歩いてる感覚がそのまま山でも使えます。
・安価
スパイク付きなら5000円〜あります。
登山靴よりは安い
・蒸れない
通気性が良いので、汗で蒸れにくいです。
・インソール(中敷き)を入れると靴に近い安定感と疲れ軽減。
山を歩くなら
スパイク足袋がベスト中敷きを入れれば
もっと最高だ
中敷きは
各地の森林組合には
売ってないねん疲れがほんまに減る
[マルゴ] 脚絆 足袋屋の中敷その一 ホワイト L https://t.co/1psUoGcuLh pic.twitter.com/cdKvLV9tL6
— ヨツツジセイゴ|四辻木材|京都京北 (@4224jp) July 9, 2020
多い時で週6回ハードに履くので、私たちは1年に2〜3足という感じ履き替えています。
週1回履く方なら2年くらい使えますよ。
木を伐る、作業する際は、つま先鉄芯入りの地下足袋を履きましょう。
地下足袋はやはり一度試着して欲しいですね。
お近くの森林組合や金物屋さん、ワークマンにも売っているので、そこで試着させてもらってください。
サイズ感、履きごこち試してからのご購入をオススメします。
初心者の方は足のここが痛くなる可能性ありますが、履いていると慣れてきます。
つま先締め付けへんから、ビルケンシュトックみたいな感じではき心地が良いです。
森林組合や金物屋さんは、他にも良い仕事道具がたくさん置いてあるので、道具が好きな人なら、店内で見せてもらうと楽しいですよ。
以前、イタリアや香港の方々の前で、木のお話をさせていただく機会があったのですが、
彼らは「ニンジャシューズ」「どういう仕組みになっているんだ」「どこで売ってるんだ?」と、ものすごく興味持たれていました。
海外では地下足袋を使われていないのでしょうか。ブーツも良いかもしれないけれど、まだまだ日本の地下足袋は、活躍の場がきっとあると感じました。
これから山仕事をされる方は、よかったら試してみてください。日帰りの登山とかこれで行くのもいいっすよ。