こんにちは!四辻木材のよつつじせいごです。
いよいよ2020年も終わりますね。
今回は、『暮れの元気なごあいさつ』ということで、年末年始の営業のお知らせと、2020年を振り返ります。
私たち四辻木材は、
2020年12月28日(月)〜2021年1月5日(火)まで
お正月休みとさせていただきます。
お客さまには、何かと御迷惑、並びにご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
2020年を振り返ってみると、コロナでしたね。
コロナ渦では、どこかが詰まると全員が止まるということがわかりました。
中国でつくられたモノの輸出がストップからはじまり、大工さんが家を建てるためのトイレやお風呂などの機器や資材が入ってこなくて、現場はストップ。
工事に使う木材の搬入延期やストップ(家を建てるお客さまも契約見直され、延期やキャンセル続いたそうです。)
国産ベニヤ板の生産調整、減産(私たちが山で生産する木材の半分近くは、ベニヤ板用の木材)
建築とベニヤ板のメインの需要がストップして、木が行き場を失い、市場や工場にたまり、木材価格の下落というかたちで影響がありました。
そこで、私たちは、木が再び動く9月まで本格的な木材の生産をストップすることに。
所有林や周辺の保育間伐や作業道整備に切り替え、自粛期間を過ごしました。
今後コロナがどうなっていくのか?想像もできないけど、木はコロナ禍より徐々に価格が持ちなおして上がってきています。
家の柱やハリを機械が自動でつくるプレカット工場では、全国的に10〜12月と平均9割以上の稼働率になっているようなので、日本中で家が建ちはじめてるということですね。早くコロナが落ち着きますように。
また私個人としては、「木を生産する以外でも山でできる仕事はないのか?」と考え、山梨県で行われた森林浴の研修へ参加してきました。(詳しくはこちらへ)
森林浴は今後、この記事を読んでくださってるあなたとディスタンスで会えるように、木を伐る以外でも、山や森で繋がりができればと、サービス〜事業化を目指していきます。
来年からは、現場を信頼できる仲間に任せ、時間をつくることを意識していきます。
その分、山主さんやご近所さん、林業関係者各位、地元の方々にもっとお会いしたいです。
まずは山主さん自身が所有されている、ご先祖から引き継いでおられる山のことを、放置せず把握していただきたいんです。
「木が安なって、山はあかん」という話が、地元の山主さんの固定観念になっていることが多いので、「現在でも市場では、木が売れていて、こうして木で食べさせてもらっている私たちが存在します。」と、お会いした時に説得したい。
そのためのお手伝いを一緒にさせていただき、山を次の世代に繋いでいきたいんです。
山には水源、広い敷地、村には空き家問題、高齢化といった課題は山積み=チャンス
地元の町は、同年代の人も業者も少なくなり、希少な存在になっていく、ネット環境も問題ありません。
そして、国内で一番増えてる資源、木がある山村にこそ、これからチャンスがあります。
最後になりましたが、今年も大変お世話になり、ありがとうございました。四辻木材のブログをご覧いただきありがとうございました!
来年も元気にがんばりますので、これからもよろしくお願いします!それでは、よいお年を!