こんばんは。四辻木材です。すっかり初夏ですね。
今回はこれから林業を始める人は絶対に必要な車の話です。
個人的な意見ですが、結論から言うと、
これから林業の仕事をするなら“スズキのジムニーがいいぞ!”です。
林業をしている人の車は、以下の3種類のどれかに乗っている人が多いです。
「ジムニー」(軽自動車の4WD)
「軽バン」
「軽トラ」
私は12年間林業に携わってきましたが、過去に「軽トラ → 軽バン2台 → ジムニー(今コレ)」といろいろ乗ってみましたが、ジムニーが一番いいですね!
毎日山まで乗っていて感じた、ジムニー良さをまとめてみました!
最近一人で先に現場を先に下見することが多くなり、人がしばらく入ってない荒れた林道を走ることが増えてきました。
軽トラや軽バンなど通常の軽自動車の底が地面に擦ってしまう所も、車高の高いジムニーは障害物を簡単に超えてくれるので、そのあたりの心配がありません。
ガタガタ道だけでなく、京北の冬は雪深いので車高の高いジムニーは強い。
私は昔から動きがドン臭く、注意力が他の人よりも劣る為、林道でもバックするときには、よく脱輪してしまい「あぁ〜しもたぁ〜時間よ、もどれ!」となります。
そういう時に4WDの頼れるパワーを実感。狭い林道でも小回りが効くので、たとえ脱輪しても助かりやすく、私のミスを帳消しにしてくれます。脱出した後の車内はめちゃくちゃですけどね。
キャンプやアウトドアにも向いている車なので、外装パーツが豊富にあります。
ただジムニーの中は収納量がありません。収納量が少ない分は、カスタマイズで収納力アップ!しましょう。
ジムニーに軽バンのような収納量が欲しい!
しかし、工夫次第で収納を増やせます。
↓このようなAmazonでも売られているつっかえ棒があると便利です。
カッパなど衣類もかけられるし、S字フックで吊るせば、ヘルメットや様々なものかけられ、後部座席の上部の空間を無駄なく活用できます。
また後部座席を犠牲にして、DIYで段差を埋めました。ほんの少しのカスタマイズでも車に愛着がわいてきます。
無駄なく木材のパレットの隙間も工具置き場にしています。
ちょうど段差が埋まる箱も出てるようです。めっちゃ欲しい買おうかな。
スタッフの大和田さんのリアル山行き使用のジムニーも見せてもらいました。
外装もカスタムされていて、かっこいいジムニーです!
もともと後部座席はありますが、2ドアで正直4人は乗れないので、後ろの座席自体を取り外してしまい、その分を収納スペースにしています。
これ以外にも助手席にも荷物を置くことが多いので、他の人を乗せられない状態ですが、山仕事の道具を詰められたら問題ありません。
林業に使う車で、いちいち汚れを気にしていたら仕事になりません。
私たちの作業現場は、舗装された道ばかりではありません。それに毎日作業着はドロドロですし、汚れた道具も積んで帰ります。
ジムニーは街乗りからオフロードまで幅広く乗れる車です。綺麗に乗ることは安全に繋がりますが、街で走ってるようなワックスピカピカのジムニーより、どろしぶきがかかって、ドロドロの奴こそジムニーって感じがします。
山とドロが似合う車ですが、街へでる際はドロドロのままで行くと確かに異常なのです。(※余談ですが、田舎に住んでる人は、街行き用の車を持っている人が多いです。)
デメリットをあげれば、燃費が悪かったり、さらには揺れが大きく乗り心地がよくなかったり、ジムニーも状況によって良し悪しがありますが、それでも林業に使う車は、ジムニーをオススメします。プッシュプッシュ!
トヨタのランドクルーザーや、スバルのフォレスターは、普通車やしカッコええし人気がありますが、価格がとても高く、山行きの林業用には見合いません。山道で車との一体感を感じられるジムニーいいですよ!
個人的には、ジムニーの足回りで、軽バンの収納力がある車やったら即買いやな!と思うんですが、開発してもらえませんか?もちろん軽自動車で!スズキさんへこの思い届け!
林業するなら相棒は、ジムニーで決まりですね!!
5月はなんやかんや理由つけて、ブログが更新できなかったのを大変悔しく思ってます。改めてマメに書いていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!