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2022.02.28

林業が機械化しているなら、誰でもキコリができるんじゃないの?という質問にお答えします

こんにちは、キコリのよつつじせいごです。

今年は雪が例年より降ったので、長い冬に感じますが、今日も元気に山から木を搬出しています。

前回のダイエットに関する質問に続き、今回もキコリをやっていて、よく聞かれる質問にお答えします!

【質問】
「重機で作業が機械化しているのなら、誰でもカンタンにキコリができるんじゃないの?」
というご質問にお答えします。

【答え】
「いきなり重機オペレーターをするのは難しいです。が、ゲームに慣れ親しんだあなたなら、すぐにコツを掴めるかもしれない」です。

 (※あくまでも弊社代表の考えです。)

危険を予測して、現場全体の流れをつくるのが重機オペレータの役割り

重機オペは、現場全体をみる鳥目線で見る視野の広さと、キコリの仕事を一通り知る必要があります。

重機の中(運転席)からの風景です。ボタン操作誤れば、仲間が吹っ飛ぶ危険性があり。

重機の外(地上、チェンソー作業マン視点)からは、

全ての作業がプロセッサ作業とはいきません。人力と機械だけの最小限で作業する現場もあります。

外の危険を知るには、外で作業したり、危なかったけど助けてもらったなど積み重ねた経験が大事です。

現場では危険がどこにあるかを予測して、現場全体の仕事の流れをつくっていくのが重機オペレータです。

現場の生産量が雲泥の差になり得ますから、重機オペレータの腕が問われます。

なんでもできる人が集まるとカッコいいキコリになれる

弊社ではどのような役割があるかと言うと、「仲間のみんなには、一通り全ての現場作業を担当してもらっています。」

「チェンソーはしんどいし・・・。重機の操縦は楽やし・・・。」

好き嫌いが理由では、周りの人にケガさせてしまう可能性あります。

弊社は大きな企業に比べ、少数精鋭ですので、役割を決めてしまうと誰かが抜けた時に、回らなくなってしまいます。それだと段取りが良くないので、決めつけてしまわないように心がけています。

少ない人数で仕事を進めると、自然と個人のやる仕事の幅が広がるものです。

チェンソーでの作業や重機の操縦、営業活動、交渉、測量、事務書類の作成など、会社で行うことは全てが林業。

庭木の伐採で、お庭の掃除することもキコリの仕事です。

各仕事に共通しているのは、仲間の立場に立ち、今自分ができる仕事すること

仲間が仕事をしやすいように考え、自分ならどうして欲しいか?

どう持ったらチェンソーが切りやすいか?

丁寧に仕事することを考えていくと、仲間ともスムーズに仕事できて、段取りがよくなりますし、作業のコストカットにもつながります。

山主さんの立木を高く買い取とらせてもらい、山の利益を返せて喜んでもらえたら、木を植えて山を次の世代に繋ぐにきっかけになります。

キコリ、林業に興味があるあなたへ言いたいのは、些細なことかもしれませんが、これを続けていくと結果、なんでもできるカッコいいキコリの集まりになれるんです。なれると信じています。

最後に一言だけ大切なことを言わせてください。

重機での作業は、ほんまに一瞬で人の命奪います。

重機オペレーターは、毎日人の命を預かっていますし、自分自身の体調を万全に管理する責任があります。

重機オペ、入社してすぐにできるものではありませんし、プレッシャーばかりがのし掛かってもいけません。

操作はいたってシンプルです。ファミコンやDS、PSが得意なあなたなら、私たちと違い早くコツを掴み、重機に慣れるのも早いかもしれませんね。

さあ、私たちと一緒に希少な能力つけて、自分の価値を高め、これからの新しい時代を生きていきませんか?

一緒に学び乗り越えていきましょう!

追伸:新メンバー募集の予告

来月より1名、新メンバー募集を開始します!弊社なら、林業の①植える〜⑩伐採搬出まで、林業の全ての経験できます。

詳しくは追って記事を用意しますので、関心のある方はぜひご応募ください。

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