四辻日記
2020.09.13

うちの山にごっついモミの木が立ってるんやけど、皮をむいたら枯れて伐りやすいですか?にキコリが答えます。


こんにちは!四辻木材のよつつじせいごです。

いっきに涼しくなってきましたね。いよいよご飯が美味しい秋ですよ!

今回もご質問のコーナーです。

先日ある仕事でご一緒させていただいたシルバー人材のおじさんからのご質問です。

【ご質問の内容】

「うちに栗の山があって、いつも取りに行くんやけど、そこにごっついモミの木が立ってて、邪魔なんやけど、皮むいたら枯れへんかな?」

木の手入れ考えてはるんですね。
シルバー人材のおじさんからのご質問
自分の山のことやし、できるのなら自分でやりたいと思ってな。

私の答えは、

そうなんですね、でもご自身で、木の皮をむくのはやめといた方がいいです。あまりオススメできませんね。
シルバー人材のおじさんからのご質問
え、そうなんか。なんでや?

その理由と解決策です。

『なぜ木の皮をむくと危ないの?』危ない理由

木の皮は一部だけむくと、また自然に再生して包んでいきますが、ぐるりと一周まわって皮をむくと再生しないのです。

人間で言うと、血の流れをストップさせられたような状態になるんです。

こちらの動画の様な枯れた状態になります。

枯れた木は以下3つの理由で怖いのです。

1、木の枝がいつ落ちてくるかわからない

木は枯れたらまず枝が落ちます。

大木であればあるほど、枝も太く重さもあるので、人が山へ入っている際に落ちてくると大変なことになります。

2、木がいつ折れるかわからない

風にあおられたりして、木の真ん中で折れることもあります。

3、根っこからいつ倒れるかわからない

最悪はこのパターンです。人が山へ来ている時に起こるかもしれません。

根っこから起きて倒れます。

どれも予測できません・・・。

「山へ行ったら倒れていた」のならまだマシですが、おじさんが栗の仕事してはる時にそれが起こったら?と考えるとヒャっとしますし、リスクでしかないからです。

※地域によって『巻き枯らし』と呼ばれる手法もあるようですが、それを否定しているのではなく、今回はおじさんが頻繁に訪れる山やから、危険といわせていただきました。

解決策「では!皮をむかず邪魔な木をなくすにはどうすれば良いの?」

①現状のまま置いておく

邪魔かもしれませんが、そのままにしておくのも一つの方法です。

②枝を短くする

ハシゴ、脚立などで登れる範囲にある、枝を切って短くしておくと良いと思います。

③特殊伐採のプロに依頼する

間違いなくこれが一番安全に撤去できる方法です。

木が枯れてしまった後では、倒すのはより難しくなる。

「木を倒すのは難しいから、木の皮をむくなら簡単や。」と手をつけてしまうと危ないです。

枯れてしまってからでは、プロでも登れなくなる場合があり、空中で折れる可能性もあるので、倒すのはより難しくなります。

地域の昔話を聞かせてくださり、自分の栗の山でお孫さんと収穫されるのを楽しみにしておられるおじさん。

最善策は、特殊伐採でプロに大きな木を撤去してもらうこと。

次策はそのまま、気にせず置いておくです。

私たちの仕事で、おじさんがお孫さんとこれからも安全に栗とりしていけはったら最高です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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