こんにちは、キコリのよつつじせいごです。
山林を所有するあなた(山主様)は、私たちキコリに木を売ることで収入を得られます。
さらに、伐採後に木を植えることで、山を次の世代へとつなぐことができます。
以前の記事では、「山主様の費用負担ゼロで木を植えられる」という点についてお伝えしました。
今回は、私が暮らす京都の例を用いながら、その仕組みについて、さらに詳しく解説していきます。
結論から言いますと、
今日現在、日本全国で木が植えられるのは、(基本的に)国からの「補助金」を活用されて木が植えられております。よって5年間はご負担なしで植林をさせてもらいます。
(※補助金が終了した後は、5年ごとに委託契約を結び直す必要があります。)
弊社は、京都府認定事業体として指定いただいているので、「補助金」を活用させてもらうことで、現在、山主さんのご負担がなく木を植えて育てることが可能です。
目次
ここでは、毎年度「令和○年度・森林整備事業」という名前で、国の予算の中から林業に割り当てられるお金のことを「補助金」と言います。
※この制度は、日本の山林を未来へと継続させるための大切な制度です。
改めて、「補助金」を使わせていただくことは、みなさんの商売、仕事により納められた税金を使わせていただいているということを認識しておかねばなりません。
「補助金」の元手となるお金は、あなたも私も払っている「税金」です。
所得税、消費税、住民税、森林環境税など、各種税金、国債などが政府に集まり、一般会計の中から、公共事業費:約6兆円(約5〜10%)として計上された中の森林整備事業:約1,692億円(令和5年度)が木を植えて育てる予算です。
それと、もう一つ
地方交付税交付金:約18兆円(約15〜20%)として計上された中の、京都府には約1,707億円(令和5年度)支給され、その中で調整され各現場に充てられる予算が、「補助金」の元手です。
以下の通りです。
※現状、弊社は人員が少ないため、❶の手順を現場管轄の地元森林組合に委任しております。
山林をつくっていく造林作業には、以下のような費用がかかります。
など
事前に以下の主な申請書類を行政に提出します。
基本的に専門的な書類(地図資料、登記資料等)の用意は、弊社が代行させていただきます。
お客様にしていただくことは、書類をご確認の上でのサインと、身分証明書の写しが必要です。
申請に関することも必要であればサポートさせていただきます。
立木売買後の造林をお考えの際は、ぜひ弊社にご相談ください。
ただ、本当に負担がないのか気になる方もいるかもしれません。
5年間は負担なしで植林させてもらっておりますが、これは国の補助金によって森林の維持管理費用が補助されるからです。しかし、行政の方針が変わったり、作業員の人手不足の影響で条件が変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
そして、補助金が終了した後は、5年ごとに委託契約を結び直す必要があります。これにより、独自に山林を維持していく約束となります。
これらを考えると、補助金を活用する場合でも、長期的にご自身の山林をどう継続していくかを検討しておくことが重要です。
木を植えて山を次の世代につないでいくことが弊社の理念です。共にご子息またはお孫さんの世代に山を繋いでいきませんか?
弊社へご依頼・ご相談いただく際は、弊社の対応が可能なエリア(範囲)がございますので、以下よりご確認ください。
●弊社の対応可能なエリア
京都市全域、南丹市(美山町、園部町、八木町、日吉町)、船井郡(京丹波町、和知町、瑞穂町)とさせていただきます。
弊社の対応が可能なエリアは、京都市全域、南丹市(美山町、園部町、八木町、日吉町)、船井郡(京丹波町、和知町、瑞穂町)とさせていただきます。
受付時間 / 8:00〜19:00(日・祝日を除く)