こんばんは、四辻木材のよつつじせいごです。
最近のキャンプブームと一緒に盛り上がっているワークマンですが、チラシをみてもアイテムがめっちゃオシャレになってますね。
この秋は、息子を連れて芸人のヒロシのような野営キャンプへ行ってみたいです。
今回はコアなファンの方にご好評いただいている「林業の仕事で使っている道具を1つずつ紹介するコーナー第4弾!」
ジムニー、防護ズボン、チェンソーに続き、外仕事をされている方ならきっとみなさん使っておられる「ヤッケ」を紹介します。
これ一緒になってる方がほとんどだと思いますが、簡単に言いますと、防水性があるかないかで、撥水性のあるヤッケと防水性のカッパ(レインウェア)の違いなんです。
調べてみるとヤッケ(-Jacke-)とは、ドイツ語のようで“上着”を意味する単語でした。
ちなみにこちらの商品は作業服の上から着用するポリエステル素材のヤッケです。カッパのような防水性はありませんが、通気性に優れていて、汗による上昇した熱を逃がしてくれます。
かなり便利なアイテムなので、10月〜4月くらいまでは雨天関係なく毎日仕事で着用しているんですが、
からなんです。
高くても¥700〜1,000くらいのものでしょうか。安い物だと¥390くらいのものもあります。
当前ながら安ければ安いほど薄くて破れやすいです。
消耗品として1シーズンに2セットくらいの頻度で交換して使っています。
秋の肌寒い日ならヤッケで十分温かいです。冬場になると、このようにヤッケの上からダウンベストをオン。
こうしておくと、暑ければ上のダウンを脱ぐだけですむので体温調節がとても楽です。さらには汗をかいても通気性があるので、雨具のカッパより断然快適なんです。
これがヤッケの本質と行っても過言ではありません。とにかく汚れを防いでくれます。
とくに秋冬は雨雪悪天候が多く、林業の作業現場やキャンプ場の地面はぬかるんでドロドロ。
ヤッケを着れば、この泥が中の服につきません。
これすっごく当たり前のことを話してますが、我が家ではとにかく重要なことなんです。
というのも、汚れた服で家に帰ると家庭で悪影響が起こります。(遊び盛りのキッズだけではありませんよ!)
“汚れた服を洗濯機で一緒に洗いたくない問題”
↑これ我が家では過去に多々勃発しています。
私たち木こりは1日のほとんどが山の中です。
作業服は、泥、木クズ、油汚れ(燃料、機械の関節潤滑油)で汚れます。(仕事ですから)
草刈りや片付けなどの仕事するとホコリで汚れます。(仕事ですから)
ときどきお弁当の食べこぼしだってついてしまっていることもあります。(仕事ですから)
↑このような私の作業服が洗濯の際に悪さをするんです。
家(現場)では、妻子のお気に入りの一張羅が洗濯されています。
女性、子供にとって大人男性の汗や汚れのついた洗濯物はかなりのダメージがあるようで、同じ洗濯機内に泥込み込みで放りこまれると、お洋服に支障が出てしまい、さらには夫婦関係が悪化してしまいます。(過去に多々経験済み)
妻がスーパーサイヤ人になってからでは手遅れなので、夫婦関係良好のためにも外でお仕事されている方(新婚さんは特に注意してほしい)は、ちゃんとヤッケを着用されることを強く推奨します。
オーソドックスにブラックでコーディネート。ヤッケは上・下セットアップ同時購入でピシッと着こなすのをオススメ!
『ヤッケなんて、田舎のおっちゃんが着るもの』という固定観念は過去のもの。街の金物店・作業服店では、ヤッケのカラーバリエーションが豊富です。山で明るくチェリーレッド!
私たちの作業現場では、ここ2〜3年は若い人ベテラン問わず、迷彩(白・緑)が大流行しています。
最近のトレンドを取り入れて現在は迷彩(白)を着用中。
作業服屋さんで、レアなカラーのヤッケに出会うと即購入してしまいます。
ヤッケは家庭を救う。本当に大切です。
最後に山の先輩の教えです。
『仕事ができる奴は服がきれい。できない奴ほどドロドロだ』
(え!?)
ヤッケが欲しくなった人は、↓要チェックですよ。
私的には、オオツキさんがオススメです!長持ちする商品が多いのでファンです!
これから林業の仕事をはじめようとされている方はもちろん!田舎で夫婦生活を始められる方や、たまに誰も住まなくなった実家に帰って、お掃除をされる方には便利なアイテムなので、ぜひ使ってみてください。